
全員で商品を生み出し、育てていく。
私は商品企画課で、主にチェアを中心にコット、テーブル、キャリーカート、クーラーボックス、バッグなどの商品を企画しています。最初はチェアに関連する商品から手掛け始め、徐々にチェアと合わせて使うアイテムや、同じ生地を使用する商品など、担当する商品を広げています。1つの商品は通常半年から1年をかけて形にし、年間で約50点の新商品を発表しています。中にはキャラクターとのコラボ商品もあり、新商品の数の多さは当社のセールスポイントの一つだと思います。私が企画する商品は、自分で考えることのほかに、会社からの要望や他部署の同僚からのアイデアをもとに企画することもあれば、営業や直営店のスタッフからお客様の生の声を聞き、それを商品コンセプトに反映させることもあります。ほかにも発売後に店舗スタッフから新しい使い方の提案やフィードバックを受けて商品を育てていくこともあります。そのため、商品化の際には8割ほどの完成度で出すこともあります。

10年後20年後も売れるロゴスらしい商品を。
今では自信を持って自分が企画した商品を家族に見せることができるようになりましたが、最初の頃は、企画した商品が店頭に並ぶことの嬉しさよりも、不安の方が大きかったです。商品が自分の手元から離れていくことに対して、不安を感じることもありましたし、ショップに行って商品の売れ行きがどうなっているのかを見るのも、心配でたまりませんでした。ただ、売れる商品を作る責任がある一方で、面白い企画にも挑戦させてくれる会社のサポートを受けているため、その責任以上に大きなやりがいを感じています。過去には、後輩が企画したサイフォンで淹れるコーヒー器具のセットなど、ロマンチックでユニークな商品がロゴスらしいと感じています。自分が中心となって手掛け、ものすごく売れる商品を実感できたことはまだありませんが、これからは、10年後、20年後もロゴスの第一線で売れ続けるような看板商品を一つでも多く生み出していきたいと考えています。

商品を通して楽しいキャンプ体験を提供したい。
ロゴスに入社する前は、キャンプをほとんど経験したことがなく、テントの立て方も知りませんでした。入社後、同僚に誘われてキャンプに行く機会が増え、次第にそのハードルが下がり、気軽に楽しむようになりました。キャンプには、子どもの頃に好きだった秘密基地感があり、自分だけの空間を作れることが面白いと感じています。料理も好きなので、アウトドアでの食事を調べて作るのも楽しいです。少し前には、ダッチオーブンで肉おでんを作り、翌朝にはカレーにして食べるというのにハマっていました。私自身がキャンプ体験を経たことで、1つのアイテムというより、ロゴスの世界観を店舗で見せられるような商品の提案が大事だと考えるようになりました。チェアというモノを1つ売るのではなく、ショップで選んで購入するときから家族で楽しめるコトの提案です。今後ますますロゴスのファンを広げる役割を、企画する商品を通じて担っていけたらと思っています。