
キャンプ未経験が、幅広い提案につながる。
私は現在、ECサイトでの販売に特化した営業活動をしています。大手通販サイトに店舗を持つ企業様へ伺い、売れ筋商品や新商品の提案を行います。タウンユースもできるアウトドア用品は昨年くらいからのトレンドで、近年は特に猛暑の影響から熱中症対策グッズといった保冷関連アイテムが数字を伸ばしています。今でこそお客様にさまざまな商品を提案する立場ですが、入社当初はキャンプ用品に関する知識がほとんどなかったため、勉強を兼ねてキャンプに行っていました。実は、日帰りでバーベキューをしたことはあっても、本格的なキャンプの経験はありませんでした。仕事に役立てるためにキャンプに行く「ビジネスキャンパー」は珍しくなく、当社にも入社前にキャンプ経験が全くなかったスタッフが半数近くいると思います。キャンプの知識がないという視点こそ、商品づくりに生かせると考えているので、その点については前向きに捉えています。

一人ひとりがしたいことを全面的に応援してくれる。
今の上司である大阪の営業本部長は、もともと私が名古屋にいたときの支店長です。今も昔も、自分のしたいことをどんどんしろというスタンスなので、そのおかげでとても仕事がしやすいと感じています。職場の雰囲気もいいですし、社員がやりたいことに対して、きちんとした理由と熱意があれば、会社は惜しみなくサポートしてくれる環境です。年に2回、営業から開発に商品の要望を出す機会があり、私も商品を提案したことがあります。過去には藁焼きをするための藁が採用されました。どこにでも売っていそうな藁ですが、実は食品用の藁はあまり流通していません。最終的には商品化するほどの注文は集まらず発売には至りませんでしたが、意見が通りやすい環境があり、自分の興味を自由に伸ばせる当社ならではの経験だったと感じています。

失敗してもいいから、まずはやってみる。
現在はアウトドア用品がさまざまなシーンで活用される時代です。2025年には、私が感じている新たな可能性をしっかりと数字に結びつけたいと考えています。そのためには、入社してから培われた「まずはやってみる」精神を大切にし、訪問件数を増やして幅広い提案を行うことが目標です。たとえ見切り発車であっても、行動しなければ次の展開は生まれません。失敗してもそれを次に生かせば良いので、とにかくまずはやってみる。その精神を尊敬する上司や会社も体現してくれているので、私も胸を張ってその姿勢を貫いていきたいと考えています。